西武飯能ペペ / 新井園本店 / Aさんのインタビュー

西武飯能ペペ
食品
新井園本店
店長
Aさん (2019年入社)
祖父母の家には茶畑があり、自家用の緑茶を作るなど、お茶は常に身近な存在でした。趣味で中国茶や茶道教室に通ううちに、その奥深い世界に惹かれていきました。そんな中、狭山茶の銘店である当社とご縁があり、働くことになりました。経験を重ねる中で6年目には店長を任され、日本茶の魅力を多くの方にお伝えできることを心から嬉しく思っています。

お仕事について教えてください!

地域の特産品である狭山茶を扱う販売店です。定番の狭山茶に加え、季節限定の商品も多数取り揃えております。また、狭山茶を使ったお菓子もたくさんご用意しており、茶器やお抹茶、茶道具もお取り扱いしています。お茶好きの方に喜んでいただけるラインナップです。主な仕事は接客販売です。自家用や贈り物としてご購入されるお客さまが多く、贈り物には包装やラッピングも行います。包装など普段の生活ではあまり経験がないかもしれませんが、少しずつ慣れていけるのでご安心ください。週に1回の発注や入荷時には、商品の検品や品出しを行います。また、季節ごとに店内の陳列や飾りつけを変更するため、ディスプレイを工夫する楽しさも味わえます。新茶やお歳暮シーズンは忙しくなりますが、繁忙期以外は比較的ゆったりとした雰囲気の職場です。

店長として、売上管理やスタッフの指導、在庫管理など多岐にわたる業務を担当しています。売上が下降しないように気をつけるのは初めは難しかったですが、慣れてきて、今ではお店の運営を楽しく感じています。私を目当てに来てくださるお客さまも多く、その期待に応えることがやりがいです。新しいレジシステムが導入されたので、今後は売上分析を行い、何が売れているのかを把握し、トレンドに合わせた運営をしていきたいと考えています。

お店の雰囲気を教えてください!

埼玉県所沢市に狭山茶の自社茶園・製茶工場を持ち、良質で美味しく、安心・安全なお茶が当店の魅力です。ありがたいことに毎日足を運んでくださる常連のお客さまも多く、店内はいつも賑やかです。繁忙期には、日中スタッフが動き回る忙しさもありますが、基本的には常連のお客さまに支えられているお店です。配送作業やその他の業務で忙しい時期でも、スタッフ同士は笑いあい、プライベートな話をしながら楽しく働いています。 当店のスタッフは、現在40代・50代の女性が中心となって働いています。会社全体では、10代から70代まで幅広い年代のスタッフが在籍しています。また、家庭のあるスタッフも多く、柔軟な働き方ができる環境です。

心に残るエピソードを聞かせてください!

店長としての経験はまだ浅い私ですが、歴代の店長やグループ長が優秀な方ばかりで、その存在感の大きさに圧倒されることがよくあります。つい自分と比べてしまい、自信をなくすことも少なくありません。そんな時、いつも私を支えてくださるのは多くのお客さまの存在です。その時々で私に必要な言葉をかけてくださいます。「働くことは修行よ」「どんな人でもご縁があって出逢うのよ」「経験を積むことで、あなたは成長する。腹を決めて歩むのよ」お客さまからいただく、厳しくも温かいお言葉に背中を押されるたび、身が引き締まる思いで仕事に向き合っています。日々の業務を通じて、私自身も心身ともに成長させていただいていると感じます。

また、他の常連のお客さまからいただいた言葉も心に残っています。ある日、長年通ってくださっているお客さまが「ここに来ると心が落ち着く」と話してくれました。お茶を通じて、お客さまにリラックスしていただける場所になっていることを実感でき、やりがいを感じましたね。また、繁忙期の忙しい時期でも、お客さまの笑顔を見るたびに、頑張ろうという気持ちが強くなります。

今後の目標はなんですか?

お客さまに美味しいお茶を提供し、さらに多くの人にお茶の魅力を伝えていきたいです。特に若い方にも興味を持っていただけるよう、インストラクター資格の取得を目指しており、健康や科学に基づいた知識も深めています。また、季節のお茶や急須などの商品も取り扱い、旬の味わいを楽しんでいただけるようにしています。ネット全盛の時代に敢えて店頭に足を運んでくださることに感謝の気持ちを持ちながら、真心をこめたサービスをお客さまへお届けできればと思っています。

最後に、私の今、一押しのお茶は「春待ち小町」です!ぜひ飲んでみてくださいね。